2018年03月29日
健康診断結果や健康年齢を気にする人で『減塩』をされている方は多いかと思います。
日本では、”高齢者の三人に一人が高血圧”などと言われているように、年齢とともに減塩意識が高まる傾向にありますね。
厚生労働省では、男性は一日8g未満、女性は一日7g未満を推奨していますが、減塩を目的としている方は、男女問わず一日6g未満を目指しましょう。
『減塩』=なにか物足りない味!というイメージですが料理方法次第で『減塩』しても美味しく食事をすることが可能になります。
料理の基本は「さ・し・す・せ・そ」!まずそこから見直してみませんか?
調味料を入れる順番は、「砂糖→塩→酢→醤油→味噌」!分子の大きさと浸透圧(塩分の薄い方から濃い方に移動する性質)を意識することで、余計な塩分・糖分を使わなくて済みます
・分子の大きい砂糖は染み込むまでに時間がかかる
・塩を先に入れると、分子の小さい塩分が先に浸透してしまい砂糖が入りにくくなる
・塩は浸透圧の関係で食材の水分を抜いてしまうので、食材が固くなり砂糖の甘味が入りにくくなる
以上の理由から、砂糖を後から入れると甘みがつきにくく、味がなかなか決まらないため、調味料を必要以上に入れてれてしまうことになります
・風味を楽しむ調味料は火を通す時間が長くなるほど香りが損なわれていく
・酢・醤油・味噌は風味を生かす調味料なので、それぞれの香りを残しやすい順で調味すると良い
※ただし、料理の種類によって順番が変わります
《醤油や味噌の使い方》
・醤油や味噌の”味”を生かした料理の時は最初の方に!
・醤油や味噌の”風味”を楽しみたい時は最後の方に!
・酒やみりんは早い段階で加えてアルコールを飛ばしましょう
・甘みの調味料に砂糖とみりんを使う場合は、みりんを先に入れることで味の染み込みがよくなります
・だし汁を利用することで旨味成分が多くなり塩分を減らしても美味しい料理に仕上がります
・酢やレモンなど柑橘類の利用で味の強弱がつくため、減塩の物足りなさを感じにくくなります
・香辛料の利用により、締まりのある味になります。また、風味や辛味など個性的な味が加わることでも味の薄さを感じにくくします
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「『減塩方法』について」述べてきましたが、塩分は、美味しい料理を作りだす基本の調味料であると同時に人間にとって大切な成分です。
『減塩』囚われすぎて減塩しすぎても健康を害してしまうので気をつけましょう。
特に夏は汗とともに排泄されやすい成分なので、水分と一緒に適度に摂取する必要があります。
このように、塩分の取り方は気候や健康状態で変わるので、それぞれの状況や体調に合わせた『減塩生活』を心がけましょう!
健康的な生活を送るには塩分(ナトリウム)以外にも、リン・カルシウム・マグネシウム・鉄・マンガンなど、その他のミネラルも必須です!
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カテゴリ:大麦若葉|タグ:むくみ,ダイエット,ナトリウム,ミネラル,倦怠感,健康,健康年齢,大麦若葉,大麦若葉粉末,旨味成分,減塩,生活習慣病,疲れが溜まりやすい,眠気,野菜不足|日時:2018年03月29日13:53|
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